こちらの記事では「ヒゲの似合わせ方」についてお伝えしたいと思います。
みなさんはヒゲにどんなイメージをお持ちでしょうか? 「毎日しっかりと剃るもの」と考えている人が大半だと思います。確かにヒゲというのは一般的にはきれいに剃るものであって、わざわざ伸ばす人というのは圧倒的に少数派です。
ですがその一方で、「ヒゲ=おしゃれの象徴」と捉える人も一定数います。ファッション業界やクリエティブ業界ではヒゲを伸ばしている人は非常に多いです。ヒゲがあるだけで、なんとなくおしゃれに見えたり、センスが良さそうに感じられたりするのも確かです。
ただし、なんでもかんでも伸ばせばおしゃれに見えるのかというと、そんなことはありません。しっかりと整え方を学んで、最低限の清潔感をキープすることが大切です。
僕自身、ヒゲを伸ばして8年近くが経ちますが、当事者としてのヒゲのメリットとデメリット、そしてヒゲを伸ばすとしたら気を付けるべきポイントについてこちらではお伝えしたいと思います。
ヒゲの女性ウケはどうなのか?
まずヒゲの印象について考えていきましょう。おしゃれな男性の中ではヒゲはある程度は市民権を得ていると思います。ところが女性の反応はというと、かなりイマイチです。
女性は「清潔感」を一番大切だと考えていますので、ヒゲはあるよりない方が遥かに印象は良いでしょう。中にはヒゲに寛容な感覚を持つ女性もいますが、そういう女性はセンスが良い方であって、一般的な感覚とは少し異なります。
女性からの印象を一番に考えるのであれば、ヒゲは一切生やさない方が良いので注意しましょう。ただし、センスの良い女性には割と好まれる傾向にもありますので、この辺りは賛否両論あることを理解しておくと良いでしょう。
ヒゲをおすすめできる人とは?
ではどんな人にヒゲをおすすめできるのかというと、以下のような方が当てはまります。
■童顔で大人っぽく見せたい人
■おしゃれに、クリエイティブに見せたい人
■薄毛になってきている人
■痩せ型 or 顔が薄い人
■仕事でヒゲを生やしても問題がない人
このような方にはヒゲをおすすめすることができます。
そもそも僕がなぜヒゲを伸ばし始めたのかというと、27歳でスタイリストとして独立しましたので、少しでも大人っぽく見せたいという目的がありました。そしてもとも童顔で身長が低いというのもあり、どうしても実年齢よりも若く見られがちでした。そういった理由でヒゲを伸ばし始めたわけです。
ヒゲというのは、大人っぽく見せたかったり、貫禄を出したい時にこそ有効です。そしてなんとなくおしゃれにも見えるのも最大のメリットです。また顔周りにおける良いアクセントになるので、薄毛の人、顔が薄い人、痩せ型の人にもよく似合います。
職場環境にもよるかと思うのですが、もしこれらの条件に合うようでしたら、ヒゲを検討してみるのも良いかもしれません。
まずは「アゴヒゲ」から伸ばしてみよう
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ヒゲというのは、「口ヒゲ」と「アゴヒゲ」に分類することができます。ヒゲを伸ばすと言っても、どこを伸ばすのかで印象は大きく変わってきます。
まずヒゲ初心者の方がトライしてもらいたいのが「アゴヒゲだけを伸ばす方法」です。元陸上選手の為末 大さんが良い参考になります。口ヒゲまであると大分印象は強くなりますので、アゴだけに留めるのがまずは正解です。
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アゴヒゲの面積なのですが、上の写真を参考にしてください。口角のラインとヒゲの両端の長さを合わせるのがポイントです。ヒゲの両端を水平に線でつなぐイメージで整えると良いでしょう。完成形は為末大さんを参考にしてみてください。
※為末さんはアゴヒゲと口下のヒゲをつなげていますが、これは難易度が高いので、ここは剃ってしまってOKです。
口ヒゲ+アゴヒゲ
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続いて、口ヒゲも伸ばすスタイルです。これは少し難易度が高いのですが、おしゃれな人はこのスタイルを好む傾向にあります。上の画像はビームスのバイヤーを担当されている高田さん。インスタグラムでも超有名人で、僕もそのスタイルをよく参考にさせてもらっています。
口ヒゲの面積ですが、上唇の端と揃えるとバランスが良いです。ここが長すぎるとバランスが悪いです。僕も高田さんとほぼ同じような形をキープしています。長さはおよそ4ミリ程度がバランス良く収まります。
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