みなさん、こんにちは！
メンズファッション研究家の大山 旬です。

今回は着こなしのご紹介をします。主役となるのは、なんといっても「MA-1」です。僕ら世代だと人生で一度は着たことがあるような、割とメジャーなアイテムかなと思います。

MA-1と言えば、ミリタリーアイテム。もともとは一部の愛好家の間で楽しまれていたものですが、数年に1度、流行することがあります。僕がファッションに興味を持つようになってからも、2〜3度は大きなブームがあったように感じています。

ここ数年、MA-1が再ブームを迎えています。特に10〜20代の間ではよく着ている人が増えました。僕からすると「懐かしいな〜」といったノスタルジックな感覚にも陥るのですが、この流れを上手く活用するのも良い考えなのかなと思います。

フットワークが軽くなる「着丈の短いアウター」

着丈の短いアウターというのは、けっこう便利なものだな〜と感じています。ステンカラーコートやチェスターコートは着丈が長いので、たまに「もう、裾が邪魔！」と感じることがあります。特に子供と遊んでいるときなんかはそうですね、もっとラクに羽織りたいときもあります。

そんな時、MA-1だったり、Gジャンのような着丈の短いアウターはフットワークが軽く過ごせるので、とても便利なのです。1つは揃えておくと良いかもしれませんね。

デザインは極力シンプルなものを

MA-1とGジャン、このような着丈の短いアウターはコートに比べると「カジュアル」な印象を与えます。ましてやMA-1はミリタリーアイテムなので、尚更カジュアルに見えます。それだけにデザインはごちゃごちゃしたものではなく、シンプルなものを選ぶのが大前提です。