みなさん、こんにちは！
スタイリストの大山 旬です。

すっかり秋が深まってきましたね。まだまだ短パンを履いていたい気分なのですが（面倒くさがり屋なので）、少しずつ重ね着が楽しめる気候になってきました。

僕もクローゼットの前に立ち、「さて、どんな着こなしを楽しもうか？」と一人作戦会議をしています。

今回は僕が気になった秋コーデを通販サイトの中からいくつかピックアップ。解説してみたいと思います。良かったら参考にしてみてください！

https://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods-sale/32288084/?did=56303410

ハードなイメージの強いレザージャケット。このアイテムをいかに「怖そうに見えないように着るのか」は1つのテーマになります。

こちらの写真のコーディネートはレザージャケットの下にボーダーTシャツを着ています。これはまさに鉄板ですね。ボーダー柄の持つ「ほのぼのとしたゆるいイメージ」でレザーの強さを緩和しています。

ボトムスもこれまたゆるいイメージのあるスウェットで「ラフさ」を表現しようという意図が見えます。ただ、これはちょっと難易度が高いかなと思います。スウェットはやっぱりだらしなく見えますからね。

僕だったらグレースラックスを合わせて「こぎれいさ」をプラスします。このようにそれぞれのアイテムが持っているイメージを加味しながら、全身のバランスを取っていく。これがコーディネートの基本になります。

レザー自体がハードな印象でも、他のアイテムでバランスが取れれば、トータルのイメージは決してハードに見えすぎません。

https://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods/44792613/?did=74004155

結局、女性からの評判がいいのは、このような「奇をてらわない王道スタイル」だったりします。

グレーの上質な丸首ニットに濃い目のブルージーンズを合わせています。ブラックジーンズで代用しても構いません。

このスタイルは流行りの「ゆったりシルエット」ではなく、王道の「タイトなサイズ感」です。そういった意味では特にひねりは感じないのですが、結局女性が好きなのはこういう王道のファッションだったりします。

ただ、ちょっと物足りなさも感じるので、軽く腕をまくったときに腕時計が見えたり、バングルなどのアクセサリーが見えたり、そういったスパイスがあるといいですね。

あとはアイテム1点あたりの単価を下げすぎないことも大切です。こういうシンプルなスタイルをユニクロだけで表現すると、やっぱりどこかチープさが出てしまいます。あと自信を持って堂々と振る舞えないんですよね。

ナノ・ユニバースでもいいし、UNITED ARROWSやエディフィスでもいいです。このようなユニクロでも買えそうなベーシックなアイテムこそ、あえてちょっと背伸びをして買い揃えてみる。これはとても大切なことだと思います。

https://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods-sale/33554927/?did=58019770

僕はこういう大人っぽいスポーツミックスコーデが好きです。そして女性の評判も割と良かったりします。

フード付きのナイロンジャケットが主役の着こなしですが、ボトムスにはスラックスを合わせて、こぎれいさを出しています。全身がネイビーやブラックを主体とした配色になっていますが、足元はホワイトレザースニーカーで明るさを足しています。

この着こなしは30代〜50代まで使える、とても王道的な大人カジュアルと呼べます。サイズ感はタイトですが、時代を問わずに使えるモテファッションの1つだと思います。

https://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods/45470174/?did=74903498

トレンドのコーチジャケットを使ったコーディネートです。

どうしても「コーチジャケット＝若い」というイメージを持っている人も多いかと思います。アイテム単体で見ると、そのようなイメージも確かに強いのですが、結局は「合わせ方次第」です。