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グレースラックスをカジュアルに落とし込む方法
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こちらでは「グレースラックス」について解説したいと思います。
スラックスというと、スーツの組下パンツを想像する方も多いと思います。センタープレスが入っているウール系のパンツのことを指しています。このアイテムを私服として活用する方法についてお伝えしたいと思います。
スラックスというのは「きれいめアイテム」です。もともとはスーツの組下パンツですから、とてもきれいめに見えます。「今日はきれいめにまとめたい!」という時にはジーンズを履くのではなく、スラックスを合わせると、それだけでとても大人っぽくまとまります。まずは下の写真を見てください。
白の丸首ニットにPコート、ボトムスにグレースラックスを合わせています。これは非常に良い事例だと思います。丸首ニット×グレースラックスはよく合います。僕もこの時期には多用する着こなしです。白ニットでもいいし、もちろんネイビーやカーキでもよく合います。
これがシャツをボトムスインで合わせてしまうと、ビジネス感が強くなりすぎてしまうので注意が必要です。まずはニット×スラックスを試してみてください。
シャツを合わせる場合は、上の写真のように外出しが基本です。そしてこちらの写真のように、シワ感のあるボタンダウンシャツの方が雰囲気が出ます。こぎれいなイタリア系のシャツにはあまり合わないです。くたっとしたくらいの白ボタンダウンシャツが一番スラックスにはよく合います。
上に羽織ったジャケットも、あまりきれいめではなく、ニットジャケットのようなカジュアル感があるものを合わせるのがベストです。こちらの方の帽子は難易度が高いので、紺のニット帽なんかを合わせるとバランスが取れます。
3枚の写真に共通することがあります。グレーのスラックスの長さです。ビジネスで合わせるスラックスはハーフクッションくらいに仕上げるのが良いのですが、カジュアルで着るのであれば、くるぶしが見えるくらいが◎です。長すぎるとビジネスライクになりすぎます。
そういった意味でも、ビジネスで使っているグレースラックスを活用するのはダメです。ちゃんとカジュアル用に新調するのがいいですね。素材はウールでもいいですし、コットン系でも構いません。しっかりセンタープレスが効いていればスラックスとして活用ができます。
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2016-03-12(Sat)
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