チェスターコート



続いてご紹介するのは「チェスターコート」です。ジャケットの着丈をそのまま長くしたようなデザインが特徴で、ステンカラーコートと同様にオン・オフ兼用で活用できるアイテムです。しっかりとしたものを1着揃えておきましょう。

チェスターコートはウール素材のものが多いため、時期的には12月〜3月に掛けて活躍します。10月〜12月初旬はステンカラーコート、12月〜3月はチェスターコート、3月以降はステンカラーコートといった形で使い分けるようにしてください。

選ぶべき色はネイビー、グレー、そして上級者にはキャメルをお薦めします。まずはオーソドックスに着回せる、ネイビーかグレーを揃えることが先決です。アウターは面積が大きく、目立つので濃い色の方が使いやすいです。

購入すべきお店

チェスターコートはユニクロでも購入ができます。これが素材もカシミアをブレンドしていて、なかなか良くできています。予算があまり避けない方にはユニクロのネイビーのチェスターコートをおすすめします。

もう少し予算が避ける場合はエディフィスやシップス、ユナイテッドアローズなどのセレクトショップでの購入をおすすめします。3.5万円〜4万円前後で購入することができるはずです。少し背伸びをして買い揃えてみるのも良いでしょう。

更に予算が割ける場合は、イタリアのジャケット専門ブランド「ラルディーニ」のチェスターコートをおすすめします。僕も5年近く着ていますが、非常に質がよく、ベーシックなデザインに仕上がっています。長く使えるコートですので、少し奮発してみるのも良いでしょう。

コーディネート事例

こちらではチェスターコートのコーディネート事例をご紹介します。ぜひそのまま真似をして、日々の着こなしに取り入れてみてください。



ネイビーのチェスターコートにグレーの丸首ニットを合わせた、もっともオーソドックスなコーディネートです。適度にカジュアルさがあり、誰にでも似合いやすいスタイルと呼べます。まずは手始めにこちらを真似てみてください。

ニットはグレーだけではなく、ホワイトやネイビーでもよく合います。



チェスターコートの内側にタートルネックニットを合わせました。こぎれいに見える着こなしで、大人の男性にこそ似合いやすいスタイルと言えます。上半身がかなりきれいめに仕上がっているので、ボトムスはブルージーンズでカジュアル感を足すとバランスが取れます。

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