レザージャケットを使った着こなしを紹介します。ベーシックなファッションを習得したら、少しずつおしゃれのハードルを高めていきましょう。レザージャケットはおしゃれ上級者にとって必須アイテムと言えます。

レザージャケットには、どうしてもハードな印象が付きまとうものです。それだけに、「どのようにコーディネートするのか」がとても重要になります。でも使い方は実は簡単。レザージャケットのいかつさを、こぎれいなアイテムと合わせることで中和させるのが良いでしょう。

今回のコーディネートでは、丸首ニット、そしてホワイトジーンズでこぎれいさを足しました。足元に革靴を持ってくると、これまたいかつくなってしまいますので、ここはスニーカーでラフさを足します。たったこれだけでレザージャケットにこぎれいさが漂うようになります。

一方でNGなのが、Tシャツやブルージーンズなどのカジュアル過ぎるアイテムとの組み合わせです。10代・20代であれば似合いますが、ちょっとロックっぽい要素が強く出てしまいますので、大人の男性には向きません。ニットやホワイトジーンズ、またはグレースラックスなどのアイテムを有効に活用することをおすすめします。

細部に注目！

時々、「アウターと中に着ているニット（またはTシャツ）の着丈の長さはどのようなバランスが正解ですか？」と聞かれることがあります。アウターの方が長いのがいいのか、もしくはインナーの方が長い方がいいのか。実はこれ、「どちらでもOK」です。

おそらく、インナーの方がアウターよりも短いほうが見慣れているかと思いますが、最近は服のビッグシルエット化の影響で、ニットのサイズ感が少し大きくなっています。ですので、今回の写真のように、内側に着たものが、アウターよりも長いというのはまったく問題ありませんので、そこまで気にする必要はないでしょう。