はじめまして。
メンズ美容家の松本隆弘です。
メンズ美容家? 何する人? メイクする人?? 男性専門の美容? そうなりますよね。あまり聞きなれない専門家だと思います。
はじめて聞く方がほとんどだと思いますので僕のこれまでの簡単な経歴と共にその内容や想いなど一緒にお話していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
僕は1971年生まれの46歳。長崎県の小さな島で生まれ育ちました。子供の頃から絵を描くことをはじめ美に関する事に興味のある子供でした。他の友人が興味を示すことにはほとんど関心がなく、母親の化粧をする過程を眺めていたり洋服に早くから関心があったり、人が変身していく様にすごく面白みを感じる子供でした。我ながら今思うとホント変わってますよね(笑)
案の定、当時はそんな事が周りから受け入れられるはずもなく自分でも周りと同じようにしなければいけないと自分自身を否定し本来の自分を隠すようになっていきました。しかし、これが将来大きな影響を与えることになるのですが。
そして本来の自分を押し殺したまま小・中・高・大学と進みいよいよ社会へ出ることになるのですが、ここからそれまでの生き方の影響が大きく出てくることになります。
やりたい事が全く分からないのです。自分の好きなことさえも分からない。自分のことなのに・・・ですよ。
その結果なんと30回以上もの転職人生を歩むことを余儀なくされました。小さな会社から外資系企業、上場企業まで様々な会社を渡り歩きました。いずれも正社員での採用でした。ちなみに一度も解雇された事はありません。
長い間大変苦労しましたが、当時はとにかく生き抜くことに必死だったのです。このように常識破りの生き方で30回もの転職を重ねてきた僕ですが、業界はほぼ一貫して「エステ・化粧品」の業界でした。やりたいことや好きなことが分からないはずなのに無意識のうちにこの業界を選んでいたということでしょうか。今思うと不思議です。
面接の時には男性が美容業界を渡り歩いていること自体が面白いとプラスの評価を受ける場面がたくさんありました。人から見るとユニークな経歴だったのでしょう。営業をはじめ、メイク、美容カウンセラー、デザイナー、商品開発、マネージメントなどあらゆる職種を経験しました。スキンケアが見た目にもたらす影響やエステ・化粧品業界の裏話、そして多くのお客様が美容を通して変化していく様をたくさん見てきました。
またそのことに喜びを感じている自分がいました。僕は女性だけでなく男性も美容を通して年齢と共に自分を磨くことが必要な時代だと感じています。実際僕自身も30年近く自分磨きで努力しています。
男性の場合、単に美を追求するのではなくそれを仕事に活かすことができます。現代の男性に求められるものの中の一つに「清潔感」があると思っており、それはつまり男性の美容とは清潔感であり身だしなみであると定義しています。
仕事においても恋愛や人間関係においても清潔感は非常に大きな武器になります。その清潔感を演出する1つが「肌」。残念ながら肌は一生着替えることができません。一生付き合っていかなければならないもの。だからこそしっかりケアするべきだと思います。男だから・・・という尻込みする必要は全くありません。
男だって健康でカッコよく年齢を重ねていきたいじゃないですか。しかしどうケアしていいのか分からない、何を選べばいいのか分からない、どう使えばいいのか分からないという男性が多いです。
そこで僕はこれまでの経験と知識をもとに男性の美容に対する意識を変えていくと同時に、そんな悩みや願望のある男性のサポートができたらと思いこの活動をしています。
僕が幼い頃、心の奥深く閉じ込めてしまった美に対する関心や人を変身させる喜び、そしてこれまでの経験や知識が一人でも多くの方の役に立てることを心から願っています。
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