衣服のメンテナンスについて

こちらのページでは衣服のケアについて考えてみたいと思います。

せっかく背伸びをして買った服でも、良い状態をキープしなければ台無しです。衣服のケアについては、それぞれ自己流でなんとなく行っている場合が多いため、それぞれのアイテム毎のケアを考えていきたいと思います。

なるべく洗わないのがベスト

まず衝撃的なことからお伝えすると、衣服はなるべく洗わない方が良い状態をキープできます。洗濯をすれば多少のダメージを受けることは避けられません。クリーニングに出した大切な服が、残念な状態で戻ってきたことも少なくありません。それだけ洗濯はダメージを伴うものなのです。

理想を言えば、洗濯回数をなるべく少なくするのが一番の得策です。「洗濯のしすぎ」は控えるようにしてください。アイテム毎に僕の洗濯頻度を下にまとめました。

■シャツ→3〜4回着たら洗濯(下には必ずインナーを着用)
■ボトムス→1シーズンに2回
■Tシャツ→毎回
■ニット→1シーズンに1回
■ジャケット→1〜2シーズンに1回
■スーツ→1〜2シーズンに1回
■アウター→2シーズンに1回

神経質な人から見ると怒られそうですが、正直にお伝えしますと、これくらいしか洗濯していません。衣服の状態を保つためにはこれくらいで十分です。

Tシャツなどの直接肌に触れるものは毎回洗濯しますが、ボトムスは直接肌に触れるものの、そこまで頻繁には洗濯しません。ジャケットやコートに関しては顕著で、1シーズンに一度も洗濯しません。2年着て1度洗濯するかどうかです。肌に直接触れないのでそこまで神経質になることはありません。

ユニクロと高級ブランド、どちらが長持ちする?

ところでみなさんは高級な衣服とユニクロの服、どちらが長持ちすると思いますか? 実は断然ユニクロの方が長持ちします。高いお金を払ったのにユニクロよりも耐久性がないなんて、なんだか納得できないですよね。でもこれは事実です。

なぜなら高い服ほど素材にこだわっています。素材が繊細であるがゆえに美しさが表現できます。そして縫製も同じで、高い服になると手作業の箇所も増えますので繊細にできています。高いシャツほどボタンがよく取れますし、糸がほつれてきます。美しさを優先するためには、ある程度仕方のないことなのです。

一方でユニクロのようにガンガン着倒す系の服は強い耐久性があります。繊細だとすぐに着れなくなり、クレームが噴出してしまうからです。まずは「高い服ほど繊細」ということを理解しておくことが大切です。だからこそ洗濯の回数は極力減らすことが大切なのです。

洗濯機か手洗いかクリーニングか


https://www.kyoto-happy.co.jp/

続いての問題ですが、洗濯機に入れるのか、もしくは手洗いするのか、クリーニングに出すのか。この見極めもまた大切です。まず自分では到底洗えないような、ジャケットやスーツ、アウター類は迷わずクリーニングに出します。

そしてクリーニングにもピンからキリまで存在するので注意が必要です。これらのアウター類は年に1度、または2年に1度しかクリーニングに出しませんので、ちょっと奮発してクリーニングに出します。単価が高いものなので、なるべく慎重にクリーニング店を選ぶ必要があります。

間違っても、街の安いクリーニング店は使わないでください。ふつうに仕上がることもあれば、とんでもない仕上がりになることもあります。僕は信頼できるクリーニング店を1つだけ持っています。

ハッピークリーニング
https://www.kyoto-happy.co.jp/

こちらは高級衣類のクリーニングを得意としています。バーニーズニューヨークやトゥモローランド、ビームス、ユナイテッドアローズなどのセンスのいいセレクトショップとも提携しています。すなわち、洋服のデザインや状態をしっかりと熟知したクリーニングができます。僕はジャケットやコートなどのそれなりに高かったものに関してはこちらでクリーニングをお願いしています。宅配もしているので便利です。

シャツは手軽なクリーニング店で

一方で、シャツに関してはそこまでこだわりすぎずに、街のクリーニング店やリネットなどのネット系クリーニングを使う場合がほとんどです。特に白シャツはクリーニングに出した方が黄ばみや襟汚れも取れやすいです。自宅で洗濯することもできますが、アイロン掛けの手間や時間を考えると、クリーニングに出した方が効率的だと個人的には考えています。

手洗いするアイテム


https://cojicaji.jp/

一方で同じシャツでもデニム素材のシャツは、クリーニングに出すと色落ちして返ってくることも多いので、自宅で手洗いしています。ブルージーンズも同様です。またニット類も手洗いします。

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