皆さん、はじめまして!
個人向けスタイリストのコウヤマユウスケと申します。
ファッションが苦手な婚活中の男性や、経営者などのファッションコーディネートやセミナー活動などをしています。
メンズファッションスクールの皆さんのファッションライフに、ぜひお力添えできればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
まずは自己紹介をさせていただきます。
私は、百貨店業界や路面店での革靴販売、教育業界などのキャリアを経て、2016年にフリーランスのスタイリストとして活動を開始しました。
販売業という圧倒的に女性の多い職場で、私は在職中、女性がどんな男性ファッションを好んでいるかを肌で感じてきました。女性って、ネクタイの柄とか、靴下の色とか、意外と男性のファッションの細かいところまで見ているんです。
「男性社員の〇〇さん、ノーネクタイだとおじさんくさいよね」
「なんであんなビミョーな靴下履いちゃってんだろね」
「〇〇さん、おしゃれで素敵よね」などなど、女性の男性ファッションに対する手厳しい意見もたくさん聞いてきました。
そんな、女性が多い職場に身を置いていた経験もあり、私は「女性から見ても素敵に見えやすいファッション」というテーマを念頭に置き、皆さんにファッションノウハウをお伝えできればと考えています。
と、カッコよさそうに書きましたが、
私は元々、学生時代はファッションよりもテレビゲームや音楽が好きで、ファッションには興味がありませんでした。
一言で言うと、「オタク」だったんですね。
しかし、それでは全く女性にモテないことに気づき、自分なりにファッションに気を使ってみたものの、服装はゆるゆるのトレーナーにウィンドブレーカー、ダボっとしたジーンズ(笑)
当時は圧倒的に自分のことが見えていませんでした。
学生時代に、幸いなんとか女性とお付き合いすることができたのですが、相変わらずファッションはダサく、彼女に「おしゃれな方がいいな」といわれる始末。
お買い物の時に連れて行かれた某ファッションビルで「こういうのが似合うから着てみなよ」と言われ、はいはいと生返事で購入して着てみました。
すると、いつもの自分とは何かが違う。
あれ…。
もしかしたらいつもの自分よりはいくらかかっこいいんじゃないか…。
当時の相手に見立ててもらった洋服を着て、鏡の前に立ちながら思ったのです。
その出来事をキッカケに、「自分ももしかしたらかっこよくなれるのでは?」と感じ、ファッションに投資して自力でセンスを磨いていきました。
お給料のほとんどを洋服につぎ込み、買った洋服を着てレジャーや旅行に行くお金がなかったり、本末転倒なことも多々ありましたね。(これじゃ、意味がないですよね汗)
スタイリストというと、ファッション業界で輝かしい経歴を経ているようなイメージがありますが、私はそういった経歴は一切ありません。
お店に通い、店員さんとお話をして購入をして、実際に着用して、
「あれ、なんだかお店で試着したのとイメージが違うぞ…」
「あっ、これは意外と似合っているかも…」という作業の繰り返し。
こんな非効率な方法で泥臭くファッションを磨きました。
(ちなみにブランド遍歴としては、
20代前半はマルイの「ミシェルクラン オム」や「タケオ キクチ」など、
20代中盤からは「ナノ ユニバース」などのセレクトショップや、
ファクトタム、ラウンジリザード、マーカ、スリーブラインドマイス、スタンダードカリフォルニアといったドメスティックブランドにハマりました。
30代からは、「ユナイテッドアローズ」や「ビームス」、イタリア系ブランドなどや、オーダーものに落ち着いています)
そして、20代後半で革靴販売の仕事に就いた時。
もう一度私のファッションへの考え方を変える出来事が起こりました。
都市部にある、国内の某老舗革靴ブランドの路面店に配属された時のことです。
ある日の勤務中、当時の店長に
「お前の見た目ではお客様に信用していただけないから、ファッションと身だしなみを整えなおしてこい!」とお叱りを受けたのです。
実際、その時は販売成績が伸び悩み、どうしたものかと思案していました。
当時の私は、ファッションには目覚めていたものの、伸びきった髪の毛に、完全な自己流スタイルのチグハグなスーツ。
でも、それなりにファッションに自信やこだわりがあったので、店長に自分の外見のことを叱られ、非常にショックを受けました。
今考えれば、客観性ゼロの独りよがりなファッションをしていたんですね。
お客様から見て、私は頼りなさ満点の店員に見えていたのかもしれません。
泣く泣く、大好きだった長い髪を切り、店長に頼み込んで一緒にスーツやジャケットを見立ててもらい、新しい姿で仕事に臨みました。
それから起こったこと。
信じられないことですが、少しずつお客様から革靴を買っていただけることが増え、販売の実績も上がったのです。
その時に確信しました。
自分が満足する主観ファッションも大事、
でも、相手から見た客観的なファッションも同じように大事なんだ、と。
ひたすら試着と買い物を繰り返して学ぶ。
これもファッションセンスを磨く方法の1つではあるのですが、時間とお金がかかり過ぎます。努力する方向を間違えれば、なかなかおしゃれになることは難しいでしょう。
私は、ファッションを日々の暮らしを充実させる大事なコミュニケーションツールだと考えていますが、ファッションが全てではありません。
色々な場所を旅行をしたり、美味しいものを食べたり、各自の趣味に時間を使ったり、大事な人と過ごしたり。そんな時間も大事にしたいという考えです。
皆さんには、僕と同じような非効率なファッションの磨き方はしていただきたくないと思っています。もちろん、失敗をして学ぶというのも成長には必須ですが、無駄な失敗は少ない方がいい。
私のファッションに対するモットーは「一緒にいる人が心地よく感じてもらえるファッション」です。
女性目線重視の女々しいスタイリストかもしれませんが、それでも男性は女性に敬遠されるよりも、「あの人なんだか素敵!」と感じてもらいたい人が多いはずです。
メンズファッションスクールのモテファッション担当と言ったら軽薄な感じはしますが(笑)、大山さんをはじめ様々な専門家の方の知識を取り入れつつ、私のノウハウも上手くミックスしていただければ幸いです。
「女性にファッションを褒められた」などうれしいお声をいただけることを目標として、皆さんにファッションをお伝えできればと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします!
↓私のメインのホームページです。お時間がある時によかったら見ていただけると幸いです。
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